天照大御神の御札(神宮大麻)の祀り方|神棚なし・方角が悪い家でも失敗しない置き方

神棚
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天照大御神の御札を家に祀ることになったものの、

向きや置き場所が合っているのか、

不安に感じている方もいるでしょう。

神棚が無い家に住んでいる場合や、

方角的に理想の位置が取れない場合は、

どうすればいいのか迷いやすいところです。

結論から言うと、

天照大御神の御札(神宮大麻)は、

神棚があれば必ず中央か最上位に祀り、

神棚がなくても目線より高く、

南か東を向くように祀れば問題ありません。

この記事では、

神棚の種類・御札の構成パターンごとの置き方・

方角や高さ、画鋲を使わない固定方法・

古い御札の交換タイミングまで、

伊勢神宮・神社本庁の公式情報にもとづいて解説します。

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天照大御神の御札(神宮大麻)とは|なぜ神棚の中心に祀るのか

まずは、天照大御神の御札がどのような御札で、

なぜ神棚の中心に祀られるのかを確認しておきましょう。

神宮大麻は伊勢神宮・皇大神宮(天照大御神)の神札

天照大御神の御札は、

正式には「神宮大麻(じんぐうたいま)」と呼ばれます。

三重県伊勢市に鎮座する、

伊勢神宮の内宮(皇大神宮)で祀られている

天照大御神の御神徳を受けた神札で、

基本的には伊勢神宮から直接受け取るものではなく、

地元の神社(氏神神社)を通じて家庭に届けられます。

氏神神社を通じて頒布される仕組みと配布時期

神宮大麻は、

伊勢神宮から神社本庁を通じて、

各都道府県の神社庁、

そして地元の氏神神社へと届けられ、

年末(多くは12月)に各家庭へ頒布されます。

氏神神社や町内会を通じて受け取る地域も多く、

自分で購入するものではないという点が、

他の御守りや御札と異なる特徴です。

神宮大麻が中央・最上位に置かれる理由

伊勢神宮は、

全国の神社の中心的な存在とされ、

天照大御神は日本人の総氏神として、

古くから尊ばれてきました。

そのため神宮大麻は、

氏神様や崇敬神社の御札よりも、

中央や手前など、

最も格式の高い位置に祀るのが基本とされています。

・天照大御神の御札は「神宮大麻」という正式名称を持つ
・伊勢神宮(皇大神宮)の神札で、氏神神社を通じて届けられる
・年末(多くは12月)に頒布され、自分で購入するものではない
・全国の神社の中心とされるため、神棚では最も格式の高い位置に祀る

住居タイプ別の正しい祀り方|神棚の有無で置き方は変わる

神宮大麻の置き方は、

神棚の種類や住んでいる環境によって変わります。

まずは自分のケースを確認しましょう。

まずは住居タイプと御札の構成を確認する

下の表で、

自分の住居タイプと御札の構成に近いものを確認してから、

次のH3で詳しい置き方を見ていきましょう。

住居タイプ 御札の構成 配置の基本
持ち家・三社造りの神棚 神宮大麻+氏神+崇敬神社 横一列に並べ、中央に神宮大麻
持ち家・一社造りの神棚 神宮大麻+氏神+崇敬神社 重ねて祀り、一番手前(外側)に神宮大麻
賃貸・簡易神棚(棚板のみ) 神宮大麻のみ、または+氏神 棚板に立てて並べ、中央か手前に神宮大麻
賃貸・神棚を置かない 神宮大麻のみが基本 目線より高い壁に、南か東向きで貼る
ワンルーム・スペース不足 神宮大麻のみ 家具の上など、清浄で高い場所を選ぶ

三社造りの神棚がある場合の置き方

扉が3つ並んだ三社造りの神棚では、

向かって中央に神宮大麻を納めます。

向かって右側に氏神様(地元の神社)の御札、

向かって左側に崇敬神社(個人的に信仰している神社)

の御札を納めるのが基本です。

中央に祀るのが天照大御神の御札だと覚えておけば、

迷ったときの判断基準になります。

一社造りの神棚がある場合の置き方

扉が1つの一社造りの神棚では、

御札を重ねて納めます。

一番手前(外側・前面)に神宮大麻を置き、

その後ろに氏神様の御札、

さらに後ろに崇敬神社の御札を重ねるのが基本です。

手前が最も目立つ位置になるため、

ここでも神宮大麻が最上位の扱いになります。

神棚がない・置くスペースがない場合の祀り方

マンションやワンルームなど、

神棚を置くスペースがない場合も問題ありません。

神宮大麻だけでも、

目線より高い位置の壁や家具の上に、

南か東を向くように祀れば十分とされています。

タンスや本棚の上など、

ほこりが少なく清潔な場所を選ぶとよいでしょう。

具体的な向き・高さ・固定方法は、

次の章で詳しく解説します。

方角・高さ・固定方法で失敗しないためのポイント

ここからは、

どのタイプの祀り方にも共通する、

方角・高さ・固定方法のポイントを見ていきます。

向きは南か東、方角が取れない場合の考え方

御札の正面は、

南向きか東向きになるように祀るのが基本です。

太陽が昇る東、

太陽が高く昇る南は、

太陽神である天照大御神にふさわしい方角とされています。

住居の構造上、

南も東も確保できず、

北向きや西向きになってしまう場合もあるでしょう。

北向きや西向きだからといって、

一方的に縁起が悪いと決まっているわけではなく、

神社の中には北や西を向いて神様を祀っている例もあり、

方角だけで吉凶が確定するものではないとされています。

方角を無理に変えようとするよりも、

目線より高く、ほこりが少なく、

落ち着いて手を合わせられる清潔な場所を選ぶことを優先しましょう。

どうしても北向き・西向きになる場合は、

御札の前に物を置かずスペースを確保し、

人の出入りが少ない静かな場所を選ぶと、

方角以外の条件を整えやすくなります。

目線より高い位置に祀る理由と高さの目安

神宮大麻は、

見下ろす形にならないよう、

大人が立ったときの目線より高い位置に祀ります。

具体的な高さを厳密に定めた公式の基準は見当たらず、

「目線より高い位置」というのが共通した考え方です。

押し入れの上や、

タンス・本棚の上部など、

普段から目線より高い家具を利用すると、

無理なく条件を満たせます。

画鋲を使わない固定方法(マスキングテープの使い方)

壁に直接祀る場合、

画鋲やピンなど、穴の空く固定方法は避けます。

御札は神様の分身として扱われるため、

針を刺す形になる固定は望ましくないとされているためです。

代わりに、

マスキングテープを先に壁へ貼り、

その上から御札(または御札立ての裏面)を

両面テープなどで貼り付けると、

壁紙を傷めずに固定できます。

剥がすときもきれいに剥がれやすく、

賃貸でも扱いやすい方法です。

OKな固定方法
・マスキングテープ+両面テープの併用
・市販の御札立て(スタンド)を使う
・棚や家具の上に立てて置く
避けたい固定方法
・画鋲やピンで直接壁に留める
・粘着力の強いテープを壁に直接貼る
・目線より低い場所や床に近い場所に置く

古い御札の交換・返納と複数枚ある場合の扱い

最後に、

御札の交換タイミングと、

複数の御札を一緒に祀る場合の注意点を確認します。

新しい御札はいつ・どこで受け取るか

神宮大麻は、

毎年12月頃、氏神神社を通じて新しいものに

交換するのが基本です。

氏神神社の社務所や、

年末に行われる頒布のお知らせを通じて

受け取れる地域が多く、

直接伊勢神宮まで出向く必要はありません。

氏神神社が分からない場合は、

住んでいる地域の神社庁に問い合わせると教えてもらえます。

氏神様・崇敬神社の御札と一緒に祀る場合の順番

複数の御札を祀る場合の並べ方は、

神棚の形式によって異なります。

神棚の形式 並べ方
横に並べる(三社造り) 中央:神宮大麻/右:氏神様/左:崇敬神社
重ねて祀る(一社造り) 手前:神宮大麻/中:氏神様/奥:崇敬神社

崇敬神社の御札が複数ある場合は、

左側(重ねる場合は奥)にまとめて納めても問題ありません。

古い御札の返納タイミングと処分方法

新しい御札に交換した後、

古い御札は神棚に残したままにせず、

氏神神社などの納札所へ返納します。

多くの神社では、

12月中旬から年末にかけて

古い御札やしめ縄などをまとめて納める、

「古神札納め所」が設けられています。

どんど焼き(左義長)で焚き上げてもらえる地域もあり、

事前に氏神神社へ確認しておくと安心です。

この記事の祀り方について
神宮大麻の祀り方・並べ方は、
伊勢神宮公式サイト・神社本庁公式サイトの
案内内容にもとづいています。
地域や神社によって細かな作法が
異なる場合もあるため、
氏神神社に確認するとより安心です。

天照大御神の御札に関するよくある質問

天照大御神の御札について、

よく寄せられる質問にお答えします。

賃貸で壁に穴や粘着跡を残せない場合はどうすればいいですか?

画鋲や強い粘着テープを使わなくても、

市販の御札立て(スタンド)を使い、

タンスや棚の上に置く方法で問題ありません。

壁に貼る場合も、

マスキングテープを下地にすれば、

退去時の跡を減らしやすくなります。

神棚を置くスペースがない場合、御札立てだけで祀ってもいいですか?

はい、問題ありません。

神棚自体は必須ではなく、

目線より高く、

清潔で落ち着いた場所に祀ることが重要とされています。

小型の御札立てを使えば、

本棚やタンスの上でも十分に祀れます。

新しい御札と古い御札を一時的に並べて置いても大丈夫ですか?

交換の数日程度であれば、

一時的に並べて置いても問題ないとされています。

ただし長期間放置せず、

古い御札はできるだけ早めに

氏神神社へ返納するようにしましょう。

引っ越しのときに御札はどう扱えばいいですか?

引っ越し先でも、

同じ御札をそのまま祀り続けて問題ありません。

新居用の神棚を新しく設ける場合は、

御札を一度丁寧に拝礼してから移すとよい

とされています。

引っ越しを機に1年以上経っている御札であれば、

新居の氏神神社で新しい御札に

交換するのも一つの方法です。

天照大御神の御札(神宮大麻)の祀り方|神棚なし・方角が悪い家でも失敗しない置き方:まとめ

天照大御神の御札(神宮大麻)は、

氏神神社を通じて届く伊勢神宮の神札で、

神棚があれば中央や最上位に、

神棚がなくても目線より高く、

南か東を向けて祀れば問題ありません。

住居タイプや御札の構成によって、

並べ方や固定方法は多少変わりますが、

画鋲を避けてマスキングテープを使う、

年末に新しい御札へ交換する、

といった基本を押さえておけば、

迷わず祀り続けられるでしょう。

天照大御神そのものの神話や由緒については、

別記事「天照大御神とは|女性の神様とされる理由と天岩戸神話に込められた意味」で、

詳しく解説しています。


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スピカ

夢、数字、オーラ、月、星、神社仏閣など、日常に現れる小さなサインを読み解きながら、心と運の流れをやさしく紐解いています。
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