名古屋でパワースポットを巡りたいけれど、
「熱田神宮以外にどこへ行けばいいのか分からない」
と感じていませんか。
実は名古屋市内には、
名古屋城の建設や城下町の整備にあわせて
現在の場所へ移ってきた社寺が
いくつも残っています。
この記事では、
名古屋城とともに移された社寺、縁結びの社、
金運・学業を願う社という3つの切り口で、
市内の7ヶ所を紹介します。
アクセス・参拝時間もあわせて解説するので、
実際に訪れる際に迷いません。
名古屋にパワースポットが多いと言われる理由
まずは、
名古屋にパワースポットが多いと言われる背景を確認しておきましょう。
名古屋城の建設とともに移された社寺という歴史
1610年、
徳川家康は名古屋城を築くにあたり、
城下町の社寺や住民ごと移す
大規模な町づくりを行いました。
若宮八幡社は、
名古屋城の建設地にあったことから
現在地へ遷座したと伝わります。
大須観音は、
徳川家康の命により
現在の岐阜県羽島市にあった
「大須」という地から
地名ごと移されてきたと
言われています。
那古野神社も、
もとは名古屋城の敷地内にあり、
明治9年に現在地へ移されました。
「今の場所が最初からの場所ではない」という
歴史を持つ社寺が、
名古屋の中心部に集まっています。
市内の代表格・熱田神宮という別格の存在
名古屋を代表する
パワースポットとして
真っ先に名前が挙がるのが、
熱田神宮です。
三種の神器の一つ「草薙剣」を祀る、
1900年以上の歴史を持つ神社で、
年間700万人が参拝すると
言われています。
参拝時の注意点や、
「行ってはいけない」と語られる背景は、
詳しく解説しています。
この記事での選び方(移転の歴史×願い事×エリア)
数あるスポットの中から、
まず名古屋城とともに移された
中区の3ヶ所を、
続いて縁結びで知られる千種区の2ヶ所を、
最後に金運・学業を願う
北区・中区の2ヶ所を選びました。
愛知県内には、
尾張国一之宮・三河国一之宮など
市外にも見どころが多くあります。
名古屋市外も含めて回りたい方は
あわせてご覧ください。
・大須観音の「大須」という地名は現在の岐阜県羽島市から移されたもの
・熱田神宮は市内代表格のため本記事では簡潔に紹介し、詳細は別記事に譲る
・この記事は名古屋市内に絞り、県全体は別記事「愛知のパワースポット4選」で紹介
名古屋城とともに移された社寺へ(中区エリア)
続いて、
名古屋城の建設や城下町の歴史とともに
現在地へ移ってきた、
中区の社寺を訪れましょう。
那古野神社(なごやじんじゃ) – 名古屋城内から遷座した総鎮守
那古野神社は、
延喜11年(911年)、
醍醐天皇の勅命で建立されたと伝わる
古社です。
戦国時代には那古野城の戦いに
巻き込まれて焼失しましたが、
織田信秀により再建されました。
廃藩置県後の明治9年に、
名古屋城の敷地内から
現在地へ移されています。
牛頭天王(ごずてんのう)を祀ることから、
厄除け・無病息災の
ご利益があるとされています。
アクセスは地下鉄「丸の内駅」から
徒歩約5分、
境内は自由参拝、
御朱印・御守りの授与時間は
9時〜17時です。
若宮八幡社 – 築城にともない移された名古屋総鎮守
若宮八幡社は、
もとは名古屋城三の丸にあたる
場所に鎮座していましたが、
名古屋城の築城地となったため
御籤の結果で現在地へ遷座しました。
1610年、徳川家康により
名古屋の総鎮守と定められたと伝わります。
毎年5月15日・16日には
「若宮まつり」が開催され、
約360年の歴史を持つ山車が
曳き揃えられます。
名古屋の総鎮守として、
家内安全・商売繁盛の
ご利益があるとされています。
アクセスは地下鉄「大須観音駅」または
「矢場町駅」から徒歩約5分です。
大須観音 – 地名ごと移された日本三大観音
大須観音は、
浅草観音・津観音とともに
日本三大観音の一つに数えられます。
もとは現在の岐阜県羽島市にあった
「大須」という地に建てられた寺院で、
1612年、徳川家康の命により
現在地へ移されました。
移転とともに「大須」という地名も
一緒に持ち込まれたと言われており、
現在の大須という地名の由来にも
なっています。
開運・厄除けの
ご利益があるとされ、
多くの参拝者や観光客で
賑わっています。
アクセスは地下鉄「大須観音駅」から
2番出口すぐ、
境内は6時〜19時頃、
授与所は9時〜17時頃です。
中区・大須エリアを日帰りで回るなら
那古野神社・若宮八幡社・大須観音は
いずれも地下鉄で結ばれた
近い距離にあり、
半日程度で3ヶ所を
回ることができます。
大須商店街が広がっており、
参拝の前後に
食べ歩きを楽しむ人も多いエリアです。
縁結びを願うなら(千種区エリア)
次に、
縁結びのご利益で知られる、
千種区の社へ向かいましょう。
城山八幡宮 – 恋の三社巡りの連理木
城山八幡宮は、
戦国時代の末森城跡に鎮座する神社で、
「恋の三社巡り」の一社として
知られています。
境内の「連理木(れんりぼく)」は、
2本の木が1本に結ばれるように
育ったことから、
恋愛成就のシンボルと
されています。
アクセスは地下鉄「本山駅」または
「覚王山駅」から徒歩約6分、
境内は5時30分〜20時、
授与所・御朱印は9時15分〜16時30分です。
高牟神社 – 恋の水と呼ばれる古井の水
高牟神社は、
境内に湧く清水が
「古井(こい)の水」と
呼ばれることで知られています。
「古井」は「恋」に通じるとされ、
この水を飲むと
恋が生まれるとも
言い伝えられています。
市内でも数少ない、
今も湧き続けている井戸の
一つです。
アクセスはJR・地下鉄「千種駅」から
徒歩約3分です。
千種区エリアを日帰りで回るなら
城山八幡宮と高牟神社は
いずれも千種区内にあり、
電車と徒歩だけで
半日程度で回れます。
・覚王山エリアの飲食店やギャラリーめぐりと組み合わせやすい
・2社とも駅から徒歩10分以内でアクセスしやすい
・高牟神社は御朱印の対応時間が限られる日があるため事前確認がおすすめです
・城山八幡宮は七五三シーズンなど混雑する時期があります
金運・学業を願うなら(北区・中区エリア)
最後に、
金運や学業のご利益で
知られる社へ立ち寄りましょう。
山田天満宮・金神社 – 銭洗いで金運招福
山田天満宮は、
江戸時代前半、
尾張藩主・徳川光友により
建立された、
名古屋三天神の一つです。
境内の金神社では、
ざるに硬貨やくじを入れ、
御神水で洗い清める
「黄金(こがね)洗い」ができ、
金運招福・商売繁盛の
ご利益があると
言われています。
アクセスはJR・地下鉄「大曽根駅」から
徒歩約7分、
授与所・祈祷受付は9時〜17時です。
桜天神社 – 名古屋城下で生まれた学問の神様
桜天神社は、
山田天満宮・上野天満宮とあわせて
名古屋三天神に数えられます。
織田信秀が北野天満宮から
菅原道真の木像を歓請し、
那古野城内に設けた祠に
祀ったのが
始まりと伝わります。
学業成就・合格祈願の
ご利益で知られ、
名古屋の受験生に
親しまれています。
アクセスは地下鉄「丸の内駅」から
徒歩約2分、
開門は7時〜日の入り頃、
受付時間は10時〜15時です。
北区・中区エリアを日帰りで回るなら
山田天満宮と桜天神社は
やや距離があるため、
電車移動を挟んで
半日〜1日で
回るのが現実的です。
桜天神社で学業成就を願ったあと、
山田天満宮・金神社で
金運も一緒に願うという回り方もあります。
自分に合うエリアの選び方
名古屋市内は
エリアによって
雰囲気や願い事の傾向が異なるため、
すべてを一度に回ろうとせず、
自分に合ったエリアから
選ぶのがおすすめです。
移動負担で選ぶなら
公共交通機関だけで
効率よく回りたい人には、
地下鉄駅から近い
中区・千種区エリアが
向いています。
1日かけてゆっくり回りたい人は、
北区の山田天満宮まで
足を延ばすとよいでしょう。
願いの内容で選ぶなら
歴史や由来に
興味がある人には、
那古野神社・若宮八幡社・大須観音のような
中区の社寺が向いています。
恋愛や縁結びを願う人には、
城山八幡宮・高牟神社のような
千種区の社が
向いています。
さらに細かく分けると、
次のとおりです。
| エリア | 代表スポット | テーマ | 移動負担 |
|---|---|---|---|
| 中区 | 那古野神社・若宮八幡社・大須観音 | 移転の歴史 | 地下鉄で半日程度 |
| 千種区 | 城山八幡宮・高牟神社 | 縁結び | 地下鉄で半日程度 |
| 北区・中区 | 山田天満宮金神社・桜天神社 | 金運・学業 | 電車移動含め半日〜1日 |
| 熱田区 | 熱田神宮 | 総本社格 | 駅から徒歩圏内で単独参拝も可 |
名古屋のパワースポットに関するよくある質問
名古屋のパワースポットについて、
よく寄せられる質問にお答えします。
名古屋のパワースポットを1日で回ることはできますか?
今回紹介した7ヶ所は
中区・千種区・北区に
分かれているため、
1日ですべて回るのは
やや慌ただしくなります。
中区の3ヶ所だけ、
または千種区の2ヶ所だけ
回るという選び方が
現実的です。
「清須越し」とは何ですか?
清須越しとは、
1610年の名古屋城築城にあわせて、
清須の城下町にあった住民や
社寺、商家などを
名古屋へまとめて移した
町づくりのことです。
若宮八幡社や大須観音のように、
この時期の城下町整備で
現在地へ移った社寺が
名古屋市内には複数あります。
熱田神宮に行ってはいけないというのは本当ですか?
特定の人が参拝できない
というより、
参拝時の作法や
訪れるタイミングに関する
言い伝えを
指していることが多いです。
詳しくは、
解説しています。
愛知県内の他のパワースポットも知りたい場合はどうすればいいですか?
名古屋市外にも、
尾張国一之宮の真清田神社や
三河国一之宮の砥鹿神社など
見どころがあります。
愛知県全体を回ってみたい方は
参考にしてみてください。
名古屋のパワースポット7選|名古屋城とともに移された社寺から縁結び・金運の定番まで:まとめ
名古屋市内には、
名古屋城の建設や城下町整備とともに
現在の場所へ移ってきた社寺が
いくつも残っています。
今回紹介したように、
那古野神社・若宮八幡社・大須観音の
移転の歴史、
城山八幡宮・高牟神社の縁結び、
山田天満宮金神社・桜天神社の
金運・学業と、
それぞれ異なる魅力を持っています。
市内代表格の熱田神宮については、
別記事で参拝時の注意点まで
詳しく解説しています。
エリアによって雰囲気や
願い事の傾向が異なるからこそ、
無理に全部回ろうとせず、
自分の願い事に近いエリアから
1つ選んで訪れるのがおすすめです。
気になる方は、
まず自分に合うエリアを1つ選び、
次の休みの計画に組み込んでみてください。
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