「鹿児島には有名なパワースポットが
たくさんあると聞くけれど、
結局どこが自分に合うのか分からない——」
そう感じたことはありませんか。
結論から言うと、
鹿児島県のパワースポットは
「神話」「火山」「維新」という、
性質のまったく異なる3つのエネルギーに
分けて考えると選びやすくなります。
この記事では、
天孫降臨神話の社・活火山桜島の聖地・
幕末維新の志士を祀る社という
3つのタイプ別に、鹿児島県の代表的な
パワースポットを紹介します。
以下で紹介するご利益は、
神社や土地に伝わる由来・伝承として紹介するものです。
科学的な根拠を示すものではない前提で読み進めてください。
・霧島神宮(霧島)- 国宝の社殿と天孫降臨の格式
・鹿児島神宮(霧島)- 山幸彦を祀る安産の社
・枚聞神社(指宿)- 浦島太郎伝説と龍宮の社
・月讀神社(桜島)- 大正噴火から蘇った再生の社
・有村溶岩展望所(桜島)- 噴煙に最も近い大地のエネルギー
・照国神社(鹿児島市街)- 島津斉彬を祀る開運の社
鹿児島に神話・火山・維新という3つのパワースポットの源がある理由
まずは鹿児島県に
パワースポットが多いと言われる背景を
確認しておきましょう。
記紀神話「日向三代」の舞台であること
鹿児島県は古事記・日本書紀に記される
「日向三代」(天孫降臨から神武天皇誕生まで)の
物語の舞台とされています。
天から地上へ降りたニニギノミコト、
その子・山幸彦と海の神の娘・豊玉姫など、
神話の主要な神々を祀る神社が
県内各地に点在しているのはこのためです。
今も噴煙を上げる活火山・桜島の存在
桜島は現在も活動を続ける活火山で、
大正噴火(1914年)では溶岩が
神社を埋め尽くすほどの規模でした。
噴火で一度は失われても再び蘇った社や、
今も噴煙を上げる山肌に最も近い展望地など、
火山そのものをエネルギー源とする場所が
鹿児島には数多くあります。
明治維新を動かした薩摩藩士たちの信仰
鹿児島は西郷隆盛・大久保利通など、
明治維新を主導した志士を多数輩出した
「維新のふるさと」でもあります。
藩主・島津斉彬をはじめ、
時代を切り拓いた人物を祀る神社が
開運・学業成就の社として
親しまれているのはこの歴史が背景にあります。
・活火山・桜島は今も噴煙を上げ、再生のエネルギーとして語られる
・明治維新を主導した薩摩藩士ゆかりの社も多く点在する
・効果を保証するものではなく、由来を知ったうえで参拝を楽しむのがおすすめ
天孫降臨神話の格式で総合運を上げたい人へ(霧島エリア)
霧島エリアで
参拝したい神社を紹介します。
霧島神宮 – 国宝の社殿とニニギノミコト
霧島神宮は天孫降臨神話の主人公・
ニニギノミコトを祀る古社で、
朱塗りの本殿・幣殿・拝殿は
2022年に国宝に指定されました。
開運・厄除け・縁結びなど、
総合的なご利益があると
言われています。
坂本龍馬とお龍が歩いた「日本初の新婚旅行」の道
境内には樹齢800年を超えるご神木があり、
1866年、坂本龍馬が妻・お龍と
この霧島神宮を参拝したことが
「日本初の新婚旅行」と
言われています。
龍馬夫妻が見上げたとされる大杉は、
今も境内に立っています。
アクセス・参拝時間
アクセスは鹿児島空港から車で約40分、
JR霧島神宮駅からバスで約10分です。
境内は参拝自由・拝観料は無料で、
御朱印など授与所の受付は
8時〜17時です。
境内の散策を含め、
30分〜1時間を
見込んでおくと安心です。
海の神話で安産・良縁を願う人へ(霧島・指宿エリア)
山幸彦と豊玉姫、浦島太郎伝説にまつわる
神社を紹介します。
鹿児島神宮 – 山幸彦と豊玉姫を祀る安産の社
鹿児島神宮は、
山幸彦(彦火火出見尊)と
その妻・豊玉姫を祀る神社です。
夫婦円満・安産・家内安全のご利益で知られ、
境内の「石體(しゃくたい)神社」は
安産祈願の社として
親しまれています。
JR隼人駅から徒歩約15分、
参拝時間は8時30分〜17時、
参拝は無料です。
枚聞神社 – 浦島太郎伝説と玉手箱が伝わる龍宮の社
枚聞神社は薩摩国一宮で、
開聞岳の麓に鎮座しています。
このあたりは山幸彦と豊玉姫が出会った
伝説の地とも言われ、
2人が浦島太郎と乙姫のモデルという説もあります。
宝物殿には国の重要文化財
「玉手箱」(松梅蒔絵櫛笥)が
収蔵されています。
JR開聞駅から徒歩約10分、
参拝は自由・拝観料は無料です。
どちらも「山幸彦・豊玉姫」の神話でつながっています。
2社をあわせて巡ると、
海の神話をより深く感じられます。ただし車で約1時間離れているため、
移動時間には余裕を持って計画してください。
桜島の噴火エネルギーで再生・浄化を願う人へ(桜島エリア)
桜島エリアで
訪れたいスポットを紹介します。
月讀神社 – 大正噴火の溶岩から蘇った社
月讀神社は和銅年間(708〜715年)創建と伝わる、
桜島港近くの神社です。
1914年の大正噴火で
一度は溶岩の下に埋没しましたが、
1940年、現在の場所に再建されました。
桜島の名の由来ともされる
コノハナサクヤヒメもあわせて祀られ、
噴火から蘇った再生の社として
語られています。
桜島港から車で約5分、
参拝は自由・拝観料は無料です。
有村溶岩展望所 – 噴煙に最も近い大地のエネルギー
有村溶岩展望所は、
大正噴火の溶岩原に整備された展望所です。
今も活動する南岳の火口に
最も近い場所にあり、
噴煙を間近に感じられます。
全長約1kmの遊歩道からは
錦江湾や開聞岳まで見渡せ、
溶岩の上に根を張るクロマツの生命力も
見どころです。
桜島港からバスで約25分、
展望所・駐車場ともに無料です。
幕末維新の気運にあやかりたい人へ(鹿児島市街エリア)
鹿児島市街エリアで
参拝したい神社を紹介します。
照国神社 – 島津斉彬を祀る鹿児島市街最大の社
照国神社は、
薩摩藩第11代当主・島津斉彬公を祀る神社で、
鹿児島市街で最も大きな神社です。
開運・商売繁盛・学業成就のご利益があるとされ、
藩政改革を進め、後の明治維新の礎を築いた
斉彬公にちなみ、
新しいことを始めたい人に
親しまれています。
「集成館事業」に見る、時代を先取りする運
斉彬公は、
日本初の洋式紡績・ガラス工芸・
写真撮影などを手がけた「集成館事業」を
主導した人物です。
西郷隆盛・大久保利通など、
後に明治維新を動かした若手藩士を
見出し、育てたことでも知られています。
「時代の一歩先を行く挑戦」と
「人を育てる力」という2つの逸話から、
転職・起業・新しい学びなど、
何かを始めようとしている人に
とくに参拝されています。
アクセス・参拝時間・六月灯
アクセスは市電・天文館通電停から
徒歩約5分、
市街地の中心にあり立ち寄りやすい立地です。
御祈祷受付は9時〜16時30分、
境内の参拝は自由・拝観料は無料です。
毎年7月15日・16日の「六月灯」では、
色とりどりの灯籠が境内を彩り、
多くの参拝者で賑わいます。
| エリア | エネルギー | スポット | 主なご利益 |
|---|---|---|---|
| 霧島 | 神話(格式) | 霧島神宮 | 開運・厄除け・縁結び |
| 霧島 | 神話(安産) | 鹿児島神宮 | 夫婦円満・安産・家内安全 |
| 指宿 | 神話(良縁) | 枚聞神社 | 海上安全・良縁 |
| 桜島 | 火山(再生) | 月讀神社 | 再生・厄除け |
| 桜島 | 火山(浄化) | 有村溶岩展望所 | 浄化・大地の力 |
| 鹿児島市街 | 維新(開運) | 照国神社 | 開運・商売繁盛・学業成就 |
鹿児島のパワースポットに関するよくある質問
鹿児島のパワースポット巡りについて、
よく寄せられる質問にお答えします。
1日で複数のスポットを回ることはできますか?
結論として、
今回紹介した6つのスポットを
1日ですべて回るのは現実的ではありません。
霧島神宮と鹿児島神宮は
車で約30分と比較的近く、
「午前に霧島神宮、午後に鹿児島神宮」という
半日プランが組みやすい組み合わせです。
一方、枚聞神社は指宿方面、
桜島の2スポットはフェリー移動が必要、
照国神社は鹿児島市街と、
それぞれ離れた場所にあるため、
「霧島エリア」「桜島エリア」「市街エリア」のように、
1回の旅行でどれか1〜2エリアに絞ることを
おすすめします。
ご利益は必ず叶いますか?
どの神社・スポットも、
ご利益を保証するものではありません。
由緒や自然の成り立ちを知ったうえで訪れることを、
楽しみ方の一つとして考えるのがおすすめです。
結婚・出産・進学など人生の重要な決断は、
参拝だけで結論を出さず、
現実の状況もあわせて判断してください。
桜島のスポットへ渡るにはどうすればいいですか?
鹿児島市街から桜島へは、
桜島フェリーで約15分です。
24時間運航しているため、
日帰りでも訪れやすいのが特徴です。
有村溶岩展望所へは、
桜島港からバスまたはレンタカーでの
移動をおすすめします。
他の九州のパワースポットも知りたい場合はどうすればいいですか?
鹿児島以外にも、
熊本・大分などの
パワースポットを紹介しています。
大地・杜・城下町・名水という
4つのエネルギーの源で選ぶ
格式・金運・生命力・浄化で選ぶ
大分のパワースポットも参考にしてみてください。
そもそもパワースポットとは何かを知りたい方は、
あわせてご覧ください。
鹿児島のパワースポット6選:まとめ
鹿児島県には「神話」「火山」「維新」という、
性質の異なる3つのエネルギーを持つ
パワースポットが点在しています。
今回紹介したように、
霧島神宮・鹿児島神宮・枚聞神社の神話の格式、
月讀神社・有村溶岩展望所の火山の再生力、
照国神社の維新の開運力と、
それぞれ異なる役割を持っています。
各スポットは県内でも離れた場所にあるからこそ、
無理に全部回ろうとせず、
自分がいま求めているエネルギーに
近いスポットから1つ選んで訪れるのがおすすめです。
どこから訪れるか迷う場合は、
国宝の社殿を持つ霧島神宮から
始めてみるのがおすすめです。
3つのエネルギーのうち、
いま自分に足りないと感じるものは
どれか一度考えてみてください。
答えが決まったら、
そのエネルギーを持つスポットへの旅程を
具体的に調べるところから始めてみましょう。
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