SNSで、
「今日引いたインナーチャイルドカード」
という投稿とともに、
絵本のような絵柄のカードを
見かけたことはありませんか。
気になっているものの、
どれを選べばいいのか、
どう使えばいいのか
分からずにいませんか。
結論から言うと、
インナーチャイルドカードは、
子どもの頃の自分と対話しながら
今の気づきを得るための
タロット・オラクルカードの一種です。
この記事では、
インナーチャイルドカードの基本から、
選び方・引き方・質問の立て方、
カードが示す意味の読み解き方まで、
順番に解説します。
インナーチャイルド自体の意味や傷つき方の詳しい解説は、
別記事で扱っているため、
本記事ではカードでの向き合い方に絞って紹介します。
インナーチャイルドカードとは?タロット・オラクルカードとの関係
まずは、
インナーチャイルドカードがどのようなカードか、
基本を確認しておきましょう。
複数の系統が同じ名称で流通している
「インナーチャイルドカード」という名称は、
1つの決まった商品だけを指す言葉ではありません。
最も知られているのは、
1993年に米国のイーシャ・ラーナー氏が制作した、
おとぎ話とタロットを組み合わせた
78枚(大アルカナ22枚・小アルカナ56枚)のカードです。
一方で、
国内の作家が手がけた
「インナーチャイルドカード」も
複数流通しており、
枚数が少なく
ひと言メッセージ中心のものや、
1枚ごとに詳しい
解説文がついたものなど、
雰囲気の異なるデッキが揃っています。
どのデッキを選ぶかによって
構成や解説の内容は変わるため、
この記事では特定の1つに絞らず、
共通する考え方を紹介します。
タロットカード・オラクルカードとの違い
タロットカードは、
大アルカナ・小アルカナという
決まった体系を持ち、
1枚ごとの意味がある程度
固定されているのが特徴です。
オラクルカードは、
天使や動物、自然など
テーマ別に自由な構成で作られ、
直感的なメッセージ性を
重視する傾向があります。
インナーチャイルドカードは、
タロットの体系性と
オラクルカードの直感性の
中間に位置するカードだと
考えると分かりやすいです。
インナーチャイルドカードでできること・できないこと
カードを通じて、
今の自分が気づいていない感情や、
子どもの頃の反応パターンに
気づくきっかけを得られるとされています。
一方で、
未来を確定させたり、
心理的な不調を治療したりする
ものではありません。
あくまで自己理解のための
1つの道具として
捉えることが大切です。
・最も知られるのはイーシャ・ラーナー氏制作の78枚のタロット系デッキ
・タロットの体系性とオラクルカードの直感性の中間に位置するカード
・未来の確定や治療の代わりにはならず、自己理解のきっかけとして使う
インナーチャイルドカードの選び方・使い方(引き方と質問の立て方)
ここからは、
実際の選び方と使い方を
順番に見ていきましょう。
選ぶときに見ておきたい2つの軸(目的×受け取りタイプ)
まず、
何のために使いたいのかという
目的の軸を考えます。
| 目的 | 向いている使い方 |
|---|---|
| 自己理解を深めたい | 1枚引いて今の自分の状態と重ねて読む |
| 子どもの頃の記憶と向き合いたい | 物語・絵柄が丁寧なデッキでゆっくり読む |
| 日々の気づきに使いたい | 解説が簡潔なデッキで毎日1枚引く |
たとえば、
職場の人間関係で
我慢が続いていると感じる人が、
「子どもの頃の記憶と向き合いたい」
という目的でカードを引いた場合、
出たカードの物語を
「我慢することが
当たり前になっていないか」という
問いかけとして
受け取る人が多いようです。
次に、
絵柄や物語から直感的に
感じ取りたいタイプか、
解説書の言葉で
確認したいタイプかという
受け取り方の軸も考えておくと、
自分に合うデッキを
選びやすくなります。
タロットに近い体系的なデッキは
解説が詳しい分、
覚えることがやや多く感じられ、
オラクルカードに近い
シンプルなデッキは、
直感的に扱いやすい反面、
読み解きの手がかりが
少なく感じることもあります。
基本の引き方(問いかけてから1枚、または3枚)
深呼吸をして
心を落ち着けたあと、
よくシャッフルしてから
1枚を引くのが基本の使い方です。
「今の自分の状態を教えて」のように、
質問を決めずに
1枚引く方法も使われます。
過去・現在・未来のように
3枚を並べて読む
スプレッドも可能で、
知りたい内容に合わせて
引き方をアレンジできます。
良い質問の立て方・避けたい質問
「今の自分の気持ちを教えて」
「子どもの頃の自分が伝えたいことは」のように、
今の状態や気づきを求める質問は
読み解きやすい質問です。
反対に、
「〇〇はいつ起きますか」のような
断定的な未来を求める質問は、
カードの性質上
答えにくく、
こじつけた解釈になりやすいため
避けたほうが無難です。
無料で体験してから購入を検討する方法
いきなり購入する前に、
「インナーチャイルドカード 無料」
などのキーワードで検索すると、
InstagramやYouTubeで
無料の1枚引き配信を
行っている発信者が見つかります。
コメント欄やDMで
問いかけを送って
引いてもらう形式が多く、
雰囲気が自分に合うかどうかを
まず無料の範囲で
確認してから検討すると安心です。
その際、
使われているのが78枚の
タロット系デッキか、
枚数の少ないオラクル系デッキかも
あわせて見ておくと、
前章で紹介した2つの軸と
照らし合わせて
自分に合う系統を
判断しやすくなります。
カードの絵柄や物語から得られる情報を
より受け取りやすくなります。
「〜についてどう捉えればいい?」という開かれた質問がおすすめです。
インナーチャイルドカードが示す意味の読み解き方(考え方)
同じカードを引いても、
受け取り方には
いくつかのパターンがあります。
解説書の言葉をそのまま受け取るパターン
解説書に書かれた意味を
そのまま参考にする、
もっとも取り入れやすい方法です。
初めのうちは、
このパターンから始めると
読み解きやすいとされています。
絵柄や物語から直感的に感じ取るパターン
解説書を見る前に、
絵柄や物語の場面から
最初に浮かんだ言葉や
感情を大切にする方法です。
子どもが1人でいる絵柄なら
孤独や我慢のサイン、
誰かと手をつないでいる絵柄なら
安心や支えのサインと
感じる人が多いようです。
慣れてきた人ほど
このパターンを併用する
傾向があります。
出た結果を、ハブ記事の3タイプと照らし合わせて読む
(見捨てられ不安・良い子過剰適応・完璧主義)を
すでに確認している場合は、
カードの結果がどのタイプの
テーマに近いかを
照らし合わせてみると、
自分の状況と結びつけて
読み解きやすくなります。
たとえば
「見捨てられることへの不安」を
思わせる結果が出た場合、
見捨てられ不安タイプの
セルフケアを
あわせて試すと
整理しやすくなります。
「本音を我慢していないか」を
思わせる結果なら
良い子・過剰適応タイプ、
「できて当たり前だと
感じていないか」を
思わせる結果なら
完璧主義タイプの
セルフケアと結びつけると、
同じように整理しやすくなります。
| カードから感じたテーマ | 照らし合わせるタイプ |
|---|---|
| 見捨てられることへの不安 | 見捨てられ不安タイプ |
| 本音を我慢していないか | 良い子・過剰適応タイプ |
| できて当たり前だと感じていないか | 完璧主義タイプ |
A. 無理に正解を出そうとせず、
まず解説書の言葉をそのまま受け取ることから
始めてください。
慣れるまでは直感にこだわりすぎなくて大丈夫です。
カード占いだけに頼らず専門家サポートも検討したい場面
カードは
あくまで気づきのきっかけであり、
専門家の力を借りたほうがよい場合もあります。
セルフケアの範囲で向き合えるサインとそうでないサイン
カードをきっかけに
気持ちが整理できる場合は、
セルフケアの範囲で
向き合えていると考えられます。
一方で、
カードを引くたびに
強い動揺や涙が止まらないなど、
日常生活に支障が出るほど
つらさが強まる場合は、
セルフケアだけに
頼らないほうがよいとされています。
専門家に相談したほうがよい目安
公認心理師・臨床心理士など、
資格を明記している相談先を
選ぶと安心です。
つらさが2週間以上続いている、
仕事や人間関係に
明らかな支障が出ている場合は、
早めの相談を
検討してください。
インナーチャイルドカードと専門家サポートの併用という考え方
カードで気づいたことを、
カウンセリングの場で
言葉にして話してみる、
という併用の仕方もあります。
カード占いだけで
重要な決断の根拠にせず、
自分の状況や
現実の情報もあわせて
判断することが大切です。
・出た結果だけを根拠に、転職や離婚など重要な決断をする
・つらい結果が続いても、原因を見直さずカードを引き直し続ける
・体調不良や強い不安が続いているのに、カードだけで様子を見続ける
インナーチャイルドカードに関するよくある質問
インナーチャイルドカードについて、
よく寄せられる質問にお答えします。
タロットの経験がなくても使えますか?
特別な知識や経験は必要なく、
誰でも使えるとされています。
タロットに近い体系のデッキでも、
解説書を見ながら
進められる作りになっています。
どのデッキを選べばいいか分かりません
特定の1つが正解ということはなく、
前章の目的・受け取りタイプの
2つの軸を参考に、
自分が惹かれる絵柄を
選んで問題ないとされています。
怖い結果や悪い意味のカードが出たらどうすればいいですか?
たとえば
子どもが1人でいる絵柄のように、
一見寂しく感じる結果が出ても、
「悪いことが起きる」ではなく、
「労わってあげたい部分に
気づけた」と
受け取る考え方があります。
結果を恐れる必要はなく、
今の自分に何が必要かを
考えるきっかけとして
扱ってみてください。
当たらない気がします、意味がありますか?
当たる・当たらないを
保証するものではありません。
結果と自分の状況を
照らし合わせて考える過程そのものに、
自己理解を深める意味があるとされています。
今回紹介した内容は、
インナーチャイルドカードを
理解するための
一つの視点にすぎません。
人生の大切な決断をするときは、
この記事の解釈だけに頼らず、
自分の状況や気持ちも
あわせて考えてみてください。
インナーチャイルドカードとは?選び方・引き方・意味の読み解き方:まとめ
インナーチャイルドカードは、
子どもの頃の自分と対話しながら
気づきを得るための
タロット・オラクルカードの一種です。
目的と受け取りタイプの2軸で選び、
問いかけてから1枚引く
基本の使い方から、
まずは試してみてください。
カードで気づいたことを、
照らし合わせてみると、
自分の状況をより深く
理解するきっかけになるはずです。
つらさが続く場合は、
一人で抱え込まず
専門家に相談することも
大切な選択肢の1つです。



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