初詣やお祭りで引いた、
あの独特な折り方のおみくじを、
思い出してみてください。
実はそのおみくじ、山口県周南市にある
二所山田神社(にしょやまだじんじゃ)と、
ゆかりの「女子道社(じょしどうしゃ)」で
作られたものかもしれません。
女子道社は、全国に向けたおみくじの製造で知られます。
この記事では最新の市場占有率までは断定しません。
この記事では、
二所山田神社の由緒・この地でおみくじ製造が始まった歴史・
ご利益・アクセス方法を、
順番に解説します。
二所山田神社とは|おみくじ製造と深く結びついた神社の由緒
まずは、
二所山田神社がどんな神社なのか、
由緒から確認しておきましょう。
明治40年、二所神社と山田神社が合祀された歴史
二所山田神社は、
明治40年(1907年)に、
「二所神社」と「山田神社」が合祀されて
誕生した神社です。
所在地は山口県周南市大字鹿野上、
中国自動車道の鹿野インターチェンジから
車で約5分の場所にあります。
旧・二所神社に伝わる由緒
旧・二所神社は、
「二所大明神」と呼ばれ、
昌泰2年(899年)の創建と
伝えられています。
出雲の神々を祀る社とされ、
祭神は八千矛神(やちほこのかみ)・
大物主神(おおものぬしのかみ)、
出雲の神々です。
鎌倉〜室町期には大内氏が社房を建立し、
戦国期には毛利氏の祈祷所にも
指定されたと伝わります。
旧・山田神社に伝わる由緒
旧・山田神社は、
「山田権現社」とも呼ばれ、
平安時代の史書『三代実録』に記載のある
「国史見在社」です。
祭神は天照大神・豊受大神で、
伊勢国山田(現在の伊勢神宮外宮周辺)から
勧請されたと伝えられています。
出雲の神々と伊勢の神々、
2つの由緒が1つの神社に
合わさっているのが特徴です。
・旧二所神社は出雲の神々(八千矛神・大物主神)を祀る古社
・旧山田神社は伊勢の神々(天照大神・豊受大神)を祀る古社
・女子道社は全国に向けたおみくじ製造で知られている
「女子道社」とおみくじ製造が始まった理由
続いて、
この地でおみくじ製造が始まった歴史を
詳しく見ていきましょう。
宮司・宮本重胤が設立した「大日本敬神婦人会」
明治時代、
二所山田神社の宮司だった宮本重胤は、
女性の自立を支援する全国組織
「大日本敬神婦人会」を
設立しました。
まだ女性の社会的地位が
低いとされていた時代に、
先駆的な活動だったと考えられます。
機関誌『女子道』の発刊資金源として始まったおみくじ製造
明治39年(1906年)、
宮本重胤は会の機関誌
『女子道』を発刊しました。
その発刊費用をまかなう資金源として、
おみくじの製造が始められたと
伝えられています。
これが「女子道社」の始まりであり、
社名にはこの雑誌の名前が
受け継がれています。
一枚ずつ手作業で折られる、今も変わらない製造の様子
女子道社のおみくじは、
現在も一枚ずつ手作業で
折られていると言われています。
作業人数や一日の製造枚数は時期で変わるため、
固定した数字で紹介することは避けます。
参拝で触れられるのは、
願いを託す紙を通じて活動を支えた歴史です。
おみくじの自動頒布機を考案した先駆的な存在
女子道社は、
神社仏閣でよく見かける
「おみくじの自動頒布機(自動販売機)」を
考案したことでも知られています。
おみくじという文化そのものを
形づくってきた場所だと
言われているのは、こうした歴史があるためです。
女性の生き方・自立を考える
機関誌の名前に由来します。
おみくじは、その活動を
支える資金源として
始まったものでした。
二所山田神社のご利益と、今の状態別に見る惹かれる理由
ここからは、
二所山田神社に語られる
ご利益を確認していきましょう。
出雲・伊勢の神々による縁結び・国造りのご利益
旧・二所神社の祭神である
八千矛神・大物主神は、
出雲の国造りや縁結びの神様として
語られています。
旧・山田神社の祭神である
天照大神・豊受大神も
あわせて祀られていることから、
縁結び・家内安全のご利益が
語られています。
女性の自立・仕事運にまつわるご利益の語られ方
女子道社の由緒から、
「自分の意志で道を切り拓く」
という象徴として、
自分の仕事や活動を振り返るきっかけにできます。
ただしこれは公式なご利益として
定められているものではなく、
由緒から連想される考え方の一つとして
受け取るとよいでしょう。
今の状態別に見る、二所山田神社に惹かれやすい理由
どのような状態のときに
この神社の由緒に心が動きやすいか、
本記事独自の参拝目的として表に整理しました。
神社公式の診断や、実測した参拝者の傾向ではありません。
| 今の状態 | 惹かれやすい理由 | 関連する由緒 |
|---|---|---|
| 新しい一歩を踏み出したい人 | 女子道社が体現した「自立」の物語 | 大日本敬神婦人会・女子道の発刊 |
| 良縁・家内安全を願う人 | 出雲・伊勢の神々の縁結びのご利益 | 八千矛神・大物主神/天照大神・豊受大神 |
| 地道な努力を積み重ねている人 | 一枚ずつ手作業で折られるおみくじの工程 | 女子道社の手作業によるおみくじ製造 |
| 誰かを支え、応援したい人 | 女性支援のために始まった機関誌の歴史 | 『女子道』発刊とその資金源の物語 |
初夏に見頃を迎えるあじさいと季節の参拝
二所山田神社は、
初夏になると境内に
あじさいが見頃を迎えることでも
知られています。
おみくじの由緒だけでなく、
季節の花を目当てに
訪れる参拝者もいるとされています。
・新しいことを始めようとしている
・地道な努力を続けている
・良縁や家内安全を願っている
・おみくじの由緒に興味がある
アクセス・参拝時間・おみくじのいただき方
最後に、
実際に参拝する際に役立つ情報を
まとめて確認しておきましょう。
所在地とアクセス方法
二所山田神社は、
山口県周南市大字鹿野上2894に
位置しています。
中国自動車道「鹿野インターチェンジ」から
車で約5分が目安とされています。
公共交通では、徳山駅から鹿野方面へのバスで約60分、
「鹿野」バス停から徒歩約10分の案内があります。
運行日と帰りの便を確かめてから計画しましょう。
参拝時間・駐車場・問い合わせ先
参拝時間や駐車場の詳細については、
公式に案内されている情報が
限られています。
事前に確認したい場合は、
二所山田神社(電話:0834-68-3860)へ
問い合わせると安心です。
女子道社のおみくじを実際にいただく方法
境内では、女子道社が手がける
おみくじをいただくことができるとされています。
由緒に触れながら参拝したい場合は、
おみくじもあわせて引いてみるとよいでしょう。
吉凶だけで結論を決めず、
気になった一文を生活にどう生かすかを考えてみます。
たとえば「焦らず」という言葉なら、
大事な返事を送る前にもう一度読み返すなど、
自分で実行できる行動に置き換えてみてください。
おみくじだけで仕事や家庭の重要な判断を決めず、
現実の情報も合わせて考えましょう。
おみくじを引いたあとの扱い方に迷う場合は、
参考になります。
バスなら徳山駅から鹿野方面へ。
帰りの便まで先に調べておきましょう。
2. 参拝時間は事前に確認する
公式情報が限られているため、
電話での確認が確実です。
3. おみくじの由緒を意識して引く
一枚ずつ手作業で折られてきた
歴史を感じながら参拝してみましょう。
二所山田神社に関するよくある質問
二所山田神社への参拝について、
よく寄せられる質問にお答えします。
二所山田神社と女子道社はどんな関係ですか?
神社の宮司が始めた活動と、
機関誌の発刊を支えるおみくじ製造が結びついています。
神社の参拝と製造施設の見学は別なので、
製造現場へ自由に立ち入れるとは考えないでください。
一人で参拝しても大丈夫ですか?
参拝資格に制限はなく、
一人での参拝も
問題ないとされています。
山あいに位置する神社のため、
日中の明るい時間帯に
訪れることをおすすめします。
御朱印はいただけますか?
御朱印の授与については、
時期や対応状況によって
変わる可能性があります。
確実にいただきたい場合は、
事前に神社へ
問い合わせておくと安心です。
おみくじの製造現場は見学できますか?
一般向けの見学制度について、
公式に案内されている情報は
確認できませんでした。
見学を希望する場合は、
事前に女子道社(電話:0834-68-2001)へ
問い合わせることをおすすめします。
二所山田神社と女子道社の歴史:まとめ
二所山田神社は、
出雲の神々を祀る旧・二所神社と、
伊勢の神々を祀る旧・山田神社が
合祀された神社です。
神社ゆかりの「女子道社」は、
女性の自立を支援する機関誌の
発刊資金源としておみくじ製造を始め、
全国に向けておみくじを製造する
存在になりました。
縁結びのご利益だけでなく、
「自分の意志で道を切り拓く」という
由緒に心が動く人も
多いとされています。
車でもバスでも、出発前に経路を選び、
参拝時間や駐車場は
事前に確認しておくと安心です。
山口県には他にも、
エリア別に巡れるパワースポットが
数多くあります。
あわせて参考にしてみてください。
おみくじを手作りしてみたい方は、
どうぞ。
神社と女子道社の歴史:周南市公式・二所山田神社
鹿野への公共交通:山口県観光連盟の案内
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