「香川でパワースポットを巡りたいけれど、
小さい県だからと思って調べたら
意外と候補が多くて、
どこから回ればいいか分からない……」
そう感じたことはありませんか。
結論から言うと、
香川県は面積こそ全国最小クラスですが、
金刀比羅宮のような定番の聖地から、
「天空の鳥居」と呼ばれる絶景、
空海生誕の地とお遍路結願の寺まで、
願い事によって訪れたいエリアが
大きく異なります。
この記事では、
縁結び・金運、絶景・自然のエネルギー、
空海ゆかりの地という
願い事別に、
琴平・坂出、観音寺・三豊、
善通寺・さぬきの
3エリアに分けて訪れたい
6つのパワースポットを紹介します。
以下で紹介するご利益は、
神社仏閣に伝わる由来や言い伝えとして
紹介するものです。
科学的な根拠を示すものではない前提で
読み進めてください。
香川にパワースポットが多いと言われる理由
まずは香川県に
パワースポットが多いと言われる背景を
確認しておきましょう。
「うどん県」の裏にある信仰の厚み
香川県は「うどん県」の
イメージが先行しがちですが、
瀬戸内海の海上交通の要として
古くから栄えた土地でもあり、
海の神様を祀る社や
鎌倉時代の建築が現存する社など、
歴史ある聖地が
コンパクトな県土に
集まっています。
空海(弘法大師)生誕の地であること
真言宗の開祖である空海は、
香川県善通寺市で生まれたと
伝えられています。
さらに、四国霊場八十八ヶ所の
最後の札所(第88番・結願寺)も
香川県内にあり、
空海の生誕地と巡礼の終着点が
同じ県に揃うという
珍しい土地柄です。
瀬戸内海と島々を望む景観信仰
香川県には、
山頂から瀬戸内海の島々を一望できる
展望スポットが点在し、
鳥居越しの絶景などが
「パワースポット」として
SNSなどで
語られるようになりました。
古来の神社信仰とは別の文脈で
人気を集めているスポットも
含まれている点は
押さえておきたいところです。
この記事での選び方(6ヶ所に絞った理由)
香川県には
18〜21ヶ所ほど紹介する記事も
多く見られますが、
この記事では
由緒やアクセス情報を
公式サイト等で確認できた代表6ヶ所に
絞って紹介しています。
数を競うのではなく、
1ヶ所ずつの参拝時間や移動負担まで
具体的に把握できることを
優先しました。
・空海生誕の地(善通寺)とお遍路結願の寺(大窪寺)が同じ県内にある
・山頂から瀬戸内海を望む絶景スポットも人気を集めている
・断定的な効果を保証するものではなく、参拝の目安として活用してください
縁結び・金運を願う人へ(琴平・坂出エリア)
琴平町から坂出市にかけてのエリアには、
縁結びや金運で
知られる社が点在しています。
金刀比羅宮 – 785段の石段で知られる海の神様「こんぴらさん」
金刀比羅宮は、
古くから「さぬきのこんぴらさん」として
親しまれてきた、
海の神様を祀る神社です。
金運・商売繁盛・縁結び・健康運など
幅広いご利益で
語られています。
御本宮までは785段、
奥社まで進むと合計1368段の
石段を登る必要があり、
本宮までの所要時間は
約1時間〜1時間30分が目安です。
アクセスはJR「琴平駅」・
琴電「琴電琴平駅」から徒歩約20〜30分、
大門の開閉時間は6時〜18時、
参拝は無料、
御朱印やお守りは
数百円〜1,000円台で
授与されています。
神谷神社 – 鎌倉時代から現存する国宝本殿の古社
神谷神社は、
坂出市の五色台・白峰山のふもとに
鎮座する神社です。
本殿は1219年(建保七年)の建立と伝わり、
「三間社流造」
(柱が3本並ぶ形式の、
最も一般的な神社建築様式)としては
現存する日本最古の例とされ、
国宝に指定されています。
アクセスはJR「坂出駅」から
琴参バスで「高屋南」下車、
徒歩約20分、
境内参拝は自由・拝観料は不要ですが、
社務所は不在のことが多く、
御朱印やお祓いを
希望する場合は
事前連絡があると安心です。
どちらも琴平・坂出エリアにありますが、
金刀比羅宮は石段の運動量が多く、
神谷神社は静かに国宝建築を眺めたい人向きと、
体力やお参りのスタイルによって
選び方が変わってきます。
絶景・自然のエネルギーを感じたい人へ(観音寺・三豊エリア)
観音寺市から三豊市にかけてのエリアには、
瀬戸内海を見渡す絶景で
知られるスポットが点在しています。
高屋神社(天空の鳥居) – 稲積山山頂から瀬戸内海を望む鳥居
高屋神社本宮は、
標高404mの稲積山山頂に鎮座し、
鳥居越しに観音寺市街と瀬戸内海を
一望できる「天空の鳥居」として
知られています。
縁結び・家内安全・商売繁盛の
ご利益で語られています。
混雑が予想される土日祝や連休は
マイカーでの通行が規制され、
麓の駐車場からシャトルバスでの
移動になります。
シャトルバス利用の場合の所要時間は
約1時間〜1時間30分、
徒歩で登る場合は
約2〜3時間を見ておく必要があります。
参拝は無料ですが、
点検などで臨時運休になることもあるため、
訪れる前に公式サイトで
最新情報を確認してください。
紫雲出山 – 瀬戸内随一とされる夕陽と桜の名所
紫雲出山は、
荘内半島で最も高い標高352mの
山で、
山頂展望台からは
瀬戸内海の島々を一望できます。
「日本の夕陽百選」にも選ばれ、
春の桜・夏のあじさいの
名所としても
親しまれています。
山頂近くの遺跡館には、
約2000年前の弥生人の生活を
紹介する展示もあります。
アクセスはJR「詫間駅」から
車で約30分、
公共交通機関のみだと
バス乗り継ぎと徒歩約50分が必要になるため、
車での訪問が現実的です。
山頂展望台の見学は無料ですが、
遺跡館の入館には
別途料金がかかります。
山頂付近にあり、公共交通機関だけでは
移動にかなりの時間がかかります。
高屋神社は混雑期のマイカー規制、
紫雲出山は公共交通の便の少なさがネックになるため、
訪問時期と移動手段は事前に確認してください。
空海生誕の地とお遍路結願の地へ(善通寺・さぬきエリア)
善通寺市からさぬき市にかけてのエリアには、
空海(弘法大師)ゆかりの寺院が
点在しています。
総本山善通寺 – 空海(弘法大師)が生まれたとされる地
総本山善通寺は、
空海が誕生した地と伝えられ、
高野山金剛峯寺・京都東寺と並ぶ
「大師三大霊跡」の一つとされています。
四国霊場第75番札所でもあり、
御影堂を中心とする「誕生院」は
空海の生家跡に
建立されたと伝わります。
アクセスはJR「善通寺駅」から
徒歩約20分、
戒壇めぐり・宝物館の拝観時間は
8時〜16時30分で、
拝観には別途拝観料が必要です
(金額は変動するため
公式サイトで要確認)。
境内への参拝自体は無料、
駐車場は普通車200円で
利用できます。
大窪寺 – 四国霊場八十八ヶ所の結願寺
大窪寺は、
四国霊場八十八ヶ所の第88番・結願寺で、
標高776mの女体山のふもとに
あります。
お遍路を無事に終えた人が
菅笠や金剛杖を奉納する寺としても
知られ、
古くから女性の参拝も受け入れてきたことから
「女人高野」とも
呼ばれています。
アクセスはJR「志度駅」や
ことでん「長尾駅」から
コミュニティバスを乗り継ぐ必要があり、
便数が少ない山間部の寺院のため、
事前に時刻表を確認してから
訪れることをおすすめします。
山門をくぐっての境内参拝は
拝観料がかからないとされています。
・大窪寺は山間部にあり便数の少ないバスの乗り継ぎが必要です
・善通寺市とさぬき市は車でも1時間前後離れているため、
1日で両方を回るなら朝早めの出発がおすすめです
自分に合うエリアの選び方
香川県は面積こそ小さいものの、
エリアによって移動負担が大きく異なるため、
すべてを一度に回ろうとせず、
自分に合ったエリアから
選ぶのがおすすめです。
移動負担で選ぶなら
初めて香川を訪れる人は、
公共交通機関だけで回れる
琴平・坂出エリアから
始めるのが無難です。
車で半日〜1日の余裕がある人は、
観音寺・三豊エリアまで
足を延ばすとよいでしょう。
観音寺・三豊エリアと
さぬきエリアは車でも1時間以上離れているため、
さらに細かく分けると
次のとおりです。
| エリア | 代表スポット | 移動負担 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 琴平・坂出 | 金刀比羅宮・神谷神社 | 公共交通機関で日帰り可 | 初めて香川を訪れる人 |
| 観音寺・三豊 | 高屋神社・紫雲出山 | 車で半日〜1日 | 絶景を求める人 |
| 善通寺 | 総本山善通寺 | 公共交通機関で日帰り可 | 空海ゆかりの地を訪れたい人 |
| さぬき | 大窪寺 | バス乗り継ぎが必要、半日〜1日 | お遍路結願の空気を感じたい人 |
願いの強さ・体験重視で選ぶなら
定番のご利益を確実に得たい人には、
金刀比羅宮のような
歴史ある定番スポットが向いています。
写真映えや絶景を重視する人には、
高屋神社や紫雲出山のような
山頂からの眺めが
向いていると語られています。
お遍路の物語性を味わいたい人には、
善通寺と大窪寺を
セットで訪れると、
空海の生誕から巡礼の終着までを
たどる旅になります。
香川のパワースポットに関するよくある質問
香川のパワースポット巡りについて、
よく寄せられる質問にお答えします。
1日ですべてのスポットを回れますか?
結論として、
今回紹介した6つのスポットを
1日ですべて回るのは現実的ではありません。
例えば金刀比羅宮と神谷神社は
同じ日に回りやすいですが、
観音寺・三豊エリアやさぬきエリアまで
足を延ばすと車でも1時間以上かかります。
移動を詰め込みすぎるより、
エリアを絞って訪れる方が、
境内の雰囲気を
味わいやすくなります。
高屋神社はいつ行っても車で行けますか?
平日は自家用車で山頂近くまで
行けることが多いものの、
混雑が予想される土日祝や連休は
マイカー規制がかかり、
麓からシャトルバスに乗り換える必要が
あります。
訪れる曜日が決まったら、
事前に公式サイトで
最新の交通規制情報を
確認しておくと安心です。
参拝の作法で気をつけることはありますか?
鳥居をくぐる前に一礼し、
参道の中央(正中)を避けて歩くのが
一般的な作法とされています。
金刀比羅宮の石段のように、
体力を要する参拝もあるため、
歩きやすい靴で訪れることも
おすすめします。
香川以外の四国のパワースポットも知りたい場合はどうすればいいですか?
香川以外にも、
四国4県を横断するエリア紹介や、
高知・岡山の
パワースポットを紹介しています。
四国全体の周遊プランを知りたい方は
太平洋側の聖地を巡りたい方は
瀬戸内海を挟んだ本州側も知りたい方は
参考にしてみてください。
香川のパワースポット6選|こんぴらさんと天空の鳥居を含む3エリア:まとめ
香川県は琴平・坂出エリアに
公共交通機関だけで回れる定番スポットが集まる一方、
観音寺・三豊の絶景、善通寺・さぬきの
空海ゆかりの地にも
願い事別に選べるパワースポットが揃っています。
今回紹介したように、
金刀比羅宮の金運・縁結び、
神谷神社の歴史的な佇まい、
高屋神社・紫雲出山の絶景、
善通寺の空海生誕、
大窪寺の結願の空気と、
それぞれ異なる魅力を持っています。
面積の小さい県だからといって
1日で全部回れるとは限らないからこそ、
無理に詰め込もうとせず、
自分の願い事や移動手段に近いエリアから
1つ選んで訪れるのがおすすめです。
どこから選べばよいか迷う場合は、
公共交通機関だけで日帰りできる
金刀比羅宮から
訪れてみるのが
もっとも失敗が少ない選び方です。
気になる方は、
まず自分に合うエリアを1つ選び、
次の休みの計画に組み込んでみてください。
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